Color Note 19

~ご縁から生まれた四季の行灯~

ちょうど1年ほど前から、私の環境は目まぐるしく変わっていきました。

働き方を変え、会社を設立し、「バースカラー」と出会ったことをきっかけに、どんどん色の世界に魅了されていきました。

そんな中、不思議なくらい「ステンドグラス」につながる出会いが続きました。

近所に住む方から、使わなくなったステンドグラスの道具を譲っていただいた、そのすぐ後。

同じ町の中で、偶然、昔ステンドグラスをされていた場所を見つけました。

気になって突然訪ねてみると、以前はそこでステンドグラス教室までされていたとのこと。

「こんなに近くに、ステンドグラスをされていた方がいた」

と驚いたのと同時に、ここまで偶然が重なると、何かに導かれているような――そんな不思議な感覚を抱いたことを今でも覚えています。

それから、譲っていただいたステンドグラスの材料を見に来ていただいたり、作品を見ていただいたりという交流が始まりました。

雑談を楽しみながら、制作のちょっとしたコツを教えていただいたり、分からないことを質問したり。

なんとその方は私と苗字が同じ。しかも漢字まで同じ。

そして奥さまは、以前私が勤めていた職場で働いていて、勤務していた時期まで重なっていました。部署が違ったので直接的な接点はなかったのですが、びっくりするような偶然がいくつも判明しました。

偶然と言えば偶然なのかもしれません。

でも、こういうことが重なると、やっぱり「ご縁って面白いな」と感じます。

そんな中、ご自宅のものを少しずつ整理されているとのことで、たくさんのガラスや道具を私に譲ってくださいました。

その中にあったのが、今回使った「行灯」です。

見た瞬間、

「四季をテーマに作りたい!」

そう思いました。

迷っているからこそ、作ってみよう

実は今、これからステンドグラスでどんなものを作っていきたいのか、まだ色々と試行錯誤しています。

「これ」という商材も、まだ決まりきっていません。

そして、その迷いの中には、ステンドグラスの技術にまだ自信を持ちきれていない自分もいるような気がしていました。

だからこそ、今の自分でどこまでできるのか、挑戦してみよう。

そう思って、この四季の行灯を作ることにしました。

春、夏、秋、冬。

17.5cm四方の小さな4面に、それぞれ違う景色を描きました。

一面ずつ完成していくたびに、

「早く全部完成させて、灯りをつけてみたい」

という気持ちがどんどん大きくなっていきました。

そして、ようやく4面すべてが完成。

灯りをつけた瞬間――

「あぁ、やっぱり私はこれが好きなんだな」

と思いました。

灯りを消している時とは、まったく違う表情。

ガラスを通した光が広がるだけで、その場所の空気までパッと変わったように感じます。

ずっと眺めていたくなるような、なんとも言えない温かさ。

ステンドグラスそのものももちろん好きだけれど、私はやっぱり、灯りをともした時に生まれる「色」と「光」の世界が好きなのだと思います。

日々過ごす空間に、あなたの「好き」を

「こんな色が好き」
「こんな雰囲気が好き」
「こんな景色を見ると落ち着く」

好きなものや心惹かれるものは、人それぞれ違います。

だからこそ、その人の中にある「好き」を聞きながら、色やガラス、光を通して、その人だけの世界を形にしていきたい。

自分の「好き」が形になったものは、きっとその人にとって特別なものになる。

今回の行灯を作ったことで、そんな自分の進みたい方向が少し見えてきた気がします。

「こんなものが作れたらいいな」
「こんな色や雰囲気が好き」

まだ具体的に決まっていなくても大丈夫です。

ステンドグラスで形にしてみたい「好き」がありましたら、お気軽にご相談ください。

あなたの「好き」を、カタチに。

日々の暮らしに、あなたらしい彩りをお届けします。